介護・福祉事業を通じて「生きがい」を持てる場所(社会)を作る。
カテゴリー
「介護」、「教育・習い事」、「医療・福祉」

製品・商品・サービス情報

<高齢者通所介護事業>
・デイサービスこころざし神楽坂
・デイサービスハルト神楽坂

<就労移行支援事業所>
ラルゴ神楽坂

<放課後等デイサービス
あさっぷクラス千代ヶ丘

私たちのこだわり

社長が元板前出身で飲食店も経営していた経験からお食事にこだわった事業所を運営しております。
神楽坂にデイサービスを2事業所と障害者の就労移行支援事業所を1事業所、新百合ヶ丘に放課後等デイサービス1事業所を運営しております。
常に利用者様の希望によりそい、少しでも笑顔で過ごしていただけるよう、話し合いながら工夫を凝らし日々取り組んでおります。今後とも地域に必要な存在となるようスタッフ一同、尽力してまいります。
代表者名
櫻井 幸雄
代表者役職
代表取締役

ごあいさつ

<我々は何のために存在するのか?>
デイサービスを開所して6年。
手作りの食事と外出レク(機能訓練)の強みを活かし、地域でも認知されるようになってきました。うちのデイサービスではなるべく自分のことは自分でしてもらう方針です。料理、洗濯干し、食器洗い、掃除等々、できることはどんどん手伝っていただきます。ご利用者様のその日の体調や気分を見て、事故がないよう職員がサポートをしていますが、仕事に行くといってデイサービスに通っている人もいるくらいです。 (もちろん何もしたくないという方もいらっしゃいます・・・)
ただ、そんな中で気づいたことがあります。それは利用者様の全員が楽しみでデイサービスに通っているわけではないということ。
一人で自宅にいると家族に心配(迷惑)をかけるから・・・。家族に行けと言われたから・・・。訳も分からず、連れてこられた・・・。自宅ではお風呂が入れないから・・・。
様々な事情があり、自分の意思ではなく通っている人も少なからずいることがわかりました。
ただ職員は利用者様の笑顔が見たくて、いろいろと考え、配慮し、精一杯楽しませようとやっています。
ここでうちの利用者であるAさんとBさんのエピソードをご紹介します。

利用者のAさんは85歳の男性の利用者様でうちのデイサービスに通って1年が経とうとしています。ただ体操はもちろん、皆とのレクレーションに参加しようとしません。何度かお誘いしたり、色々と別のアプローチをして参加を促そうと思うのですが、なかなかうまくいきません。
何が問題なのかを知りたくて個人的に話をさせていただきました。いろいろな話を伺ったのですがその中で特に印象に残っているのが「仕事」の話です。なんの仕事をしてきたのか?どれだけの思いで仕事をしてきたか?どれだけ大変だったか?仕事に対する考え方?日本のため、家族のため、、、。本当に参考になる部分も多くありました。そんな大変な時代を生き抜いてきた話をしている時の目は、当時を思い出しているのかキラキラしているのです。
一方で、そのAさんはことある事に「情けないな〜」と言います。まるで仕事をバリバリしてきた自分と今の自分を照らし合わせ、今の状態を静かに受け入れているようなそんな寂しい目をします。
私はAさんのことを今まで大変な時代を生きてきて、様々なことをやり遂げてきたのだから、これからの余生はゆっくり、のんびり楽しんでもらいたいと一方的に考えていました。しかし、そうではありませんでした。
94歳まで現役で働いていたBさんも引退した時は寂しかった。できれば死ぬまで働きたかった。と言います。もっと働きたい。必要とされたい。社会貢献したい。それが健康につながる。。。それが生きがい。
そのように思っている高齢者は少なくともうちの事業所だけではないはず、世の中にはAさんやBさんのような人がたくさんいる。そんな人達がまた目をキラキラして、生きがいを実感できる場所を作りたい。喜んでもらいたい。。。そんな思いがこみ上げてきて、生きがいを持てる場所(デイサービス)を作ろうと決意しました。