2009年に総合卸売業として創業し、食品・飲料(酒類含む)/化粧品/雑貨など多くの商品を取り扱って参りました。2013年に食品ロス削減・廃棄ロス削減という社会課題をテーマに「もったいない事業」を開始し、独自の国内外の販売ネットワークを活かしメーカー様、輸入業者様、卸売業者様の余剰在庫課題の解決、販売をサポートをしております。
カテゴリー
「健康」、「グルメ・飲食」、「美容」、「生活全般」、「商社」、「小売り・卸売り」

製品・商品・サービス情報

賞味期限が切迫している食品・飲料・健康食品。使用期限が迫っていたり、販売不振で残ってしまっている化粧品など、在庫を抱えるメーカー様、商社様、卸問屋様etc から、その在庫品の情報をお聞かせいただき、販路の制限や価格などの事情をふまえ、適正な販売先候補を探し、買取・販売をいたします。

【買取相談を受けた例】
1)コロナウィルスなど予期せぬ社会的影響で、商品、食材などが残ってしまい賞味期限が迫ってしまい、このままでは食品ロス・廃棄ロスになりそうなもの。
・給食に使う予定だった業務用卵焼き(学校休校の為)
・パチンコ店の景品用お菓子(緊急事態宣言の営業自粛要請による)

2)賞味期限の1/3ルール、1/2ルールなどの商慣習により小売店に卸せなくなってしまった食品在庫。
・賞味期限がまだ6ヶ月も残っているのに卸せなくなった果汁100%フレッシュジュース
(欠品ペナルティの契約により、大量の在庫を常に確保している為)

3)輸入食品で原価を下げる為、大量に輸入したが想定以上に在庫が残ってしまった商品、輸送中に外装段ボールが一部凹んだB品。
・イタリアから輸入したパスタ(輸送中に荷崩れし外箱が凹んでしまった)

4)ブームが去ってしまい販売量が激減し大量に残ってしまった商品。
・スパーフードとしてTVなどで話題になったココナッツオイル、チアシード、タピオカ(ブームに乗って各社が輸入したが、1年程でブームが去ってしまった)

5)商品パッケージのリニューアル、季節パッケージなどで、商品内容は同じだが旧パッケージとして在庫が残ってしまった商品
・さくらデザインの飲料、第3のビール、缶酎ハイ、缶ジュースなど(春のお花見向けに大量に製造したが天候不順でお花見があまり行われなかった)

6)季節商品などで、気候変動による販売不振で大量な余剰在庫になってしまった商品
・夏に向け通年より多く製造された炭酸飲料。(この夏3ヶ月予報で猛暑との発表があり例年に比べて大量に製造した炭酸飲料が、途中から冷夏に変わり8月途中から販売不振、大量の在庫となった)

7)箱潰れ、ヘコ缶など何らかの理由でB級品となってしまた訳あり商品
・缶の淵が凹んでしまっている鯖缶、トマト缶。(トラックで配送中に荷崩れを起こし、運送業社が買取ることになってしまった)

8)何らかの相手方の事情で急にキャンセルをされてしまった商品
・OEMで製造を請け負ったサプリメントを製造したが買い取ってもらえず、経営破綻

その他、過剰在庫の理由は数しれずあります。

【弊社から商品をご購入いただいた業種・業態の例】
・地域密着スーパー、ディスカウント店、総合スーパー、ドラッグストア、量販店、ホームセンター、お弁当・お惣菜製造販売、旅館・ホテル、飲食店、ネット販売(オープン型、クローズド型)、イベント企画・運営会社、学校法人、卸売業(小売店)、卸売業(業務用)、市場仲卸、一般企業社内販売・共同購入、社会福祉法人・NPO法人、パチンコ店・ゲームセンターetc

【弊社が斡旋した食品寄贈先】
食品ロス削減、貧困家庭の救済、両方の課題を解決すべく、ギリギリまで販売を模索しても、どうしても販売できそうにない場合があります。
その際は、社会福祉法人、子ども食堂、フードパンドリーなどへ寄贈する提案をさせていただいております。
食品ロス、廃棄ロス削減に是非ご協力ください!

私たちのこだわり

◆食品ロス、在庫廃棄0への挑戦!
 私たちは、まだ食べられるのに廃棄される食品、まだ飲めるの廃棄されてしまう飲料、まだ使えるのに廃棄される化粧品、まだ使えるのに捨てられてしまう製品を「0」にする為に、販売チャンネルの拡大だけにとどまらず、無料配布・寄贈など様々な社会的利用価値も探りつつ挑戦します。

◆スピード
 賞味期限日が迫っている商品は、1日遅れると販売できる日数が更に少なくなってしまいます。よって如何に早く販売できるかも私たちがこだわるポイントです。商品に関する情報が揃い、売れる条件が合致した場合は、販売を開始し数十分で完売してしまうこともあります。もちろん、条件が合わない場合も多く、買取・販売が不成立だったり、時間がかかってしまうケースもあります。しかし、スピードを意識しながら進めているのは、私たちがこだわる重要なポイントです。

◆価値と価格の適正
賞味期限が迫ってきたり、ブームが去ってしまった商品の価格は当然下がってしまいます。だからと言って、いつまでも在庫として抱え、最終的に廃棄費用を払って処分してしまうのでは、在庫資産は0になり、キャッシュまでも減ってしまいます。なるべく早めに少しでもキャッシュ化し、そのキャッシュを他の商品製造や仕入れ代金に回したほうが良いのではないでしょうか?私たちは、売り手と買い手にとって適正な価格を追求します。売り手は高い価格で売りたい、買い手は安い価格で仕入れたい、と思うのは当然のことです。しかし、往々に売りたい側(商品を創った側)は市場(マーケット)との間で価格設定、タイミング、ターゲット、訴求手法など販売上重要なポイントにズレが起こります。 私たちは売り手と買い手の売買を成立させる為に、個々の商品の価値と価格の適正を探り、双方にとってメリットが享受できるようなビジネスを実現します。
代表者名
佐藤 亮一
代表者役職
代表取締役社長

ごあいさつ

私は、山形県酒田市という米処で有名な庄内平野で生まれました。既に他界した母はその地方の米農家の出身でした。母は昭和ひと桁生まれで、戦中戦後のモノが少ない時代に育った影響もあったかと思いますが、私が幼少の頃の口癖は「農家の方が大切に育てたお米だから、ご飯の米粒は一粒でも残さないように食べなさい。」「お魚の皮は栄養があるのだから残さず全部食べなさい。」「箸をつけ食べかけたものは残さず食べなさい。」「物は大切に使いなさい。」…と育てられました。母は常に質素倹約を心がけ、着るものは親戚のお兄さんのお下がりを良くもらい、洋裁の得意な母は、穴が空いてしまったらパッチを当て、もう着れなくなると切り刻んで雑巾などにしていました。私はそんな環境から自然と「もったいないと思う心」が育まれていたのだと思います。時を経てそんな意識も薄れてしまい、モノが溢れ、供給過多な世の中に疑問ももたずに過ごしてまいりました。50歳を手前に、卸売業に関わるようになりました。仕事をする中で、世の大量生産、大量廃棄の現実を目の当たりにして、悲しみ、疑問、違和感、矛盾など様々な感情が湧いてきました。そこで私は、我社のビジネスを通して、食品ロスや廃棄が少しでもなくなるよう、社会をのお役にたてないだろうか?メーカー様の在庫が少しでも流通できないだろうか?と考えるようになり、「もったいない事業」を2014年からスタートしました。